ANCY'S BRIEFING

Bankroll Tool

ケリー資金計算機

単勝オッズと推定勝率(自信度から換算)から、フル/ハーフ・ケリーの推奨投下額を算出します。当briefingの実務上限はハーフ〜クォーター・ケリーです。

ケリー計算機について

単勝オッズ・自信度・バンクロールから、フル/ハーフ・ケリーの理論額を算出します。オーバーベット警告付きの教育ツールで、固定1,000円のレポート配分とは別の試算です。

数式の導出と実務上の注意点はケリー基準コラムに詳述しています。

ハーフ・ケリーは推奨の安全側設定です。連敗時のドローダウンを抑えるため、実戦ではさらにフラクショナル配分を検討してください。

自信度は「市場オッズが示唆する勝率」に対するモデルの相対優位の代理指標として換算します(教育用の近似)。

推定勝率 p

市場暗示勝率

フル・ケリー比率

推奨投下額(分数ケリー)

式: f* = (b·p − q) / b(b = オッズ−1、q = 1−p)。自信度→勝率の換算は p = 市場暗示勝率 × (0.85 + CONF/500) の近似です。

※ 教育用ツールです。馬券購入の勧誘・利益保証ではありません。生活資金での賭けは厳禁です。詳細はケリー基準コラムへ。

よくある質問

フル・ケリーは危険ですか?
連敗時のドローダウンが大きいため、実戦ではハーフ以下が推奨されます。
複数レース同時は?
同一バンクロールの同時投下は相関リスクがあります。1日1レース想定が安全です。

関連する分析リソース

本稿で用いた指標の定義は用語集に、評価モデルの全体像は下記のコラムにまとめています。

計算の中身と、使ってはいけない場面

入力した単勝オッズから純オッズ b(賭け金1に対する純利益)を求め、自信度から換算した推定勝率 p を用いて f* = (pb − q) / b を計算します。q は敗北確率(1−p)です。この式は資金成長率 G = p·log(1+bf) + q·log(1−f) を f で微分して0と置くことで導かれ、最大化しているのは期待値そのものではなく幾何平均(複利的な成長率)です。

ハーフを既定にしているのは安全側に倒すためです。ケリー比率の2倍を賭け続けると長期成長率は実質ゼロへ収束し、それ以上では優位性があっても資産は縮小します。ハーフ・ケリーはボラティリティを50%削減しながら長期成長率の減少を25%に抑え、資産半減確率をフルの約50%から約11%へ下げます。

最大の注意点は p が推定値にすぎないことです。この計算機は自信度を勝率の代理指標として近似換算しており、真の勝率ではありません。勝率を過大評価すればそのままオーバーベット領域に入ります。また競馬のように複数の馬へ個別に賭けられる状況では、各対象に単一ケリーを適用して合算すると総額が100%を超えます。同時に賭ける点数で割るなどの調整が別途必要です。

LAB ツールの位置づけ

LAB はレポートの裏側を検証する教育用の静的ツール群です。外部LLMや外部計算APIは使わず、同一サイト内の公開JSONをブラウザで読み込んで処理します。

初見の方は 1分ガイド から EV 計算機 シミュレータ の順がおすすめです。