結論
デビュー前は競走成績がないため、血統や育成情報から適性の仮説を立てます。ここではF01を整理の入口に使いますが、血統だけが判断材料ではなく、確率分布を実測したものでもありません。
POGプロファイリングの位置づけ
POGなどでデビュー前の馬を見る際に、距離やコースについて何を想定していたかを記録するための枠組みです。血統表で確認できる親子関係と、そこから推測した適性を分けて残します。
デビュー後は走った距離・馬場・位置取りなどの記録が増えます。それを見て適性の仮説を更新します。F02〜F04自体は独自評価であり、観測装置で直接測った値ではありません。
以下の型は観察を始めるための仮分類です。同じ血統でも個体差があり、特定の配合が特定の舞台で有利と実証した表ではありません。
プロファイルの型
- マイル〜中距離瞬発型 — サンデー系×米国系の母父などから想定する仮説。実際の追走や加速をデビュー後に確認します。
- 非根幹・パワー型 — 母系の欧州血統などから持続力を想定する仮説。トニービンを持つだけで非根幹・重馬場適性は確定しません。
- ステイヤー候補 — 父母や近親の長距離実績から考える仮説。MSTNなどの遺伝子型は血統表だけでは分からず、未検査馬をT/Tと分類しません。
運用ルール(当briefing)
- 当歳時点の評価は幅を持たせた仮置きとして記録する(統計的な信頼区間ではない)
- デビュー後の走りと想定の違いを記録し、評価を更新する
- 当サイトのF01にはセール価格を直接加点しない。価格と能力の関係を否定する意味ではない
ツールとの接続
仮想のF01〜F03を仮想推論テストに入力し、想定舞台の重みプリセット(長距離・重馬場など)で総合がどう動くかを確認できます。実際のレースにおける出走馬のスコアは、同じ4ファクターの定義に沿って各レポート公開時に算出しています。
関連する分析リソース
本稿で用いた指標の定義は用語集に、評価モデルの全体像は下記のコラムにまとめています。
- 4ファクター解説 — 理論の全体像
- v1.4.4 完全ガイド — Shadow-Alpha と Bias-First
- model-updates — 更新履歴と改善バックログ
- TRACK RECORD — 全レースの的中・不的中
関連 コラム一覧 LAB guide glossary results。