結論
東京芝2400mでは、血統とともにペース、馬場、隊列を考えます。血統ブロックだけで良馬場・道悪の優劣を決めることはできません。本稿の表は、評価時に確かめたい項目を整理したものです。
確認項目:加速と持続力 確認項目:馬場ごとの実績
東京芝2400mの環境適応
第2回は東京芝2400mを舞台に、父系・母系の仮説とコース条件を照らし合わせる手順を説明します。F01とF02の相互作用を統計的に推定した分析ではありません。
日本ダービー・オークス・ジャパンCなど同距離重賞の予想補助としてご利用ください。
東京2400mは長い距離を走った後にも直線での対応が必要です。ただし、サンデー系なら高速向き、トニービン内包なら道悪向きという二分法は個体差を落としてしまいます。
クロス表(確認する項目)
勝率・回収率の集計ではなく、仮説を確認するための表。| 条件 | 血統で確認すること | 個体・当日情報で確認すること |
|---|
| 良・高速 | 同じ父・母系の類似条件での実績 | 追走、加速、当日の隊列 |
| 稍重〜重 | 道悪成績の対象数と条件 | 走法、ペース、同日の馬場 |
| 内寄りの馬番 | 血統だけでは評価を決めない | 進路の取りやすさ、内側の傷み |
| 外寄りの馬番 | 血統だけでは評価を決めない | 頭数、初角までの位置取り、距離ロス |
サンデー系 — 高速馬場でのスコア化
サンデー系の中にも、距離やペースへの対応が異なる産駒がいます。父系に加えて母系を調べることは有用ですが、米国系の母父だからF02が自動的に上がるとはしません。芝2400m血統論では、配合の事実と適性の推測を分けて説明しています。
トニービン内包 — 東京2400での加点条件
トニービンを持つ位置や世代数、ほかの血統、馬自身の成績を確かめます。高速良馬場で劣る、道悪なら有利という固定加点を裏付ける期間・件数は、本稿では提示していません。
関連する分析リソース
本稿で用いた指標の定義は用語集に、評価モデルの全体像は下記のコラムにまとめています。
- 4ファクター解説 — 理論の全体像
- v1.4.4 完全ガイド — Shadow-Alpha と Bias-First
- model-updates — 更新履歴と改善バックログ
- TRACK RECORD — 全レースの的中・不的中